今回は角館をご紹介します。

武家屋敷薬医門と桜
秋田県仙北市にある角館町は、言わずと知れたみちのくの小京都で、東北の桜名所の一つとして有名です。
角館は秋田新幹線「こまち」で東京から約3時間20分で行くことができます。 東京駅から東北新幹線「はやて」に並結された「こまち」は盛岡ではやてと別れ、秋田新幹線・田沢湖線に入ります。 「こまち」は、盛岡から田沢湖駅を経て約1時間で角館駅に到着します。
角館駅から十数分歩くと、そこにはタイムスリップしたかのような武家屋敷が並んでいます。 角館は「火除け」とよばれる防災道路を隔てて、北の武家屋敷街と南の町民街に分かれています。
武家屋敷街を南から行くと、小田野家、河原田家、岩橋家、青柳家、石黒家の順で武家屋敷があり、どの家にも深い木立があります。 なかでも石黒家は文化6年(1809年)の築で、最も古い武家屋敷です。 また青柳家は角館歴史村として公開されており、邸内には茅葺きの母屋、武器庫などがあります。
角館は元和6年(1620)この地方を領していた芦名義勝によって造られました。 三方は山々に囲まれ、玉川と桧木内川(ひのきないがわ)に沿って仙北平野に開けた地形は城下町を形成するに適した場所でした。
その後芦名家は断絶、明暦2年(1656)久保田城主竹氏の一族である北家の佐竹義隣が角館に入り、明治の廃藩に至るまで200年余り角館を統治したと伝えられます。
角館が小京都と言われる所以は、北家初代義隣が京の三条実号(さなね)家から姫を妻に迎え、また二代目義明も公家の姫を迎えたことにあります。 このため北国の角館に都の雅が色濃く残されることになりました。
武家屋敷の桜は、佐竹北家がこの地に移り住んだ後植えられたと伝えられており、樹齢300年以上の老木が400本以上あります。 桜の季節はこれらの木々が一斉に咲き誇り、武家屋敷の黒塀と桜の濃いピンクが美しいコントラストを描きます。
角館のもう一つの桜名所は、桧木内川堤防の桜並木です。 このソメイヨシノ桜並木は昭和9年に昭和天皇の誕生記念として植樹されたもので、約2Kmにわたって桜のトンネルが続きます。

桧木内川の桜並木
角館の撮影
武家屋敷通りは桜のシーズンは車両通行止めになりますので、比較的撮影はし易いのですが、非常に観光客が多く、広い範囲の撮影で人を入れないためには、早朝しかありません。 ただし、武家屋敷通りは通常のアスファルト道路で頻繁に車両が行き来します。 また、道路に描かれた白線も残念ながらタイムスリップから現実に引き戻される一因です。
早朝に広い画角の画を撮り、観光客が多くなったら上部や近写中心の撮影がいいでしょう。
角館の桜風景は「東北桜紀行」に収録されています。 「東北桜紀行」は角館をはじめ、三春の滝桜とその周辺の銘木、仁田沼のミズバショウ、花見山公園の花々など、みちのくの春を収録しています。
DVDのほか、PS3でハイビジョン映像を見ることができる「東北桜紀行PS3ハイビジョンDVD」、あるいはHDV規格のビデオカメラで再生することができる「東北桜紀行ハイビジョンビデオテープ」、PCでハイビジョン映像が観られる「東北桜紀行ハイビジョンPCファイル」も用意しています。
詳細は
ビデオフォーシーズンズショップをご覧ください。 また、
試聴はビデオフォーシーズンズのホームページにありますので、是非お立ち寄りください。